TrackMan FGA Fundamental Total distance (Bounce & Roll)

Ball Carryの次は、Total distanceについて考えて見ましょう。空中に飛ばされたボールは地面に着弾し、その後いくらか転がります(その場で止まる場合や、バックスピン等によって戻ることもあります)。これは専門的に「Bounce & Roll(着弾と転がり)」と呼ばれ、最終的に止まった距離を「Total distance」といいます。ティーショットをはじめとするグリーンを狙わないショットで重要です。つまりBall Carry とBounce & Rollを合わせたものがTotal distanceになります。

図:Total distance = Ball Carry + Bounce & Roll

 

Bounce & Rollは着弾した地面の状態によって変化します。グリーンに着弾すれば転がりは大きくなり、ラフなどに着弾すれば小さくなります。また、その場所が受けていれば小さくなり、下っていれば大きくなります。

 

TrackManでは「通常の」フラットなフェアウエイに着弾した場合を想定し、Land Angle・Landing Ball Speed(着弾時のボールスピード)・Spin Rateを計算してBounce & Rollの量が示されます。特にLand Angleは重要で、Bounce & Rollに大きく影響します。ドライバーを例に取ると、低い(小さい)Land AngleはBall Carryを減らしますが、Total distanceを増やす可能性があります。例えば、同じ状況のフェアウエイの場合、Land Angleが1度変化すると、ランが1.5〜2Y変化します。

 

図:Land Angle

図:アマチュアのLand Angle平均

しかしながら、グリーンを狙うショットにおいては、コントロール性を保つ為になるべくLand Angleを45度以上が必要です。実際に、6アイアン以上の長いクラブでその角度をキープするのは難しく、また短いクラブでもデンジャラスベルト付近からのショットのLand Angleは低くなってしまうことが分かります。

 

またLand Angleは打ち上げ・下ろしに向かって打つ場合もそれぞれ変化します。図は打ち上げ時のLand Angleの変化を示しております。Carry FlatであればLand Angleが大きい弾道も、打ち上げになるとLand Angleが少し小さくなってしまいます。また打ち上げの場合はCarry Flatに比べてボールの落下の力も弱いので、Bounce & Rollが大きくなります。打ち下ろしの場合はその逆になり、Bounce & Rollが小さくなります。特にアプローチではランの読みは非常に重要ですので、打ち上げ下ろし具合をよく確認してCarry & Ranを選択しましょう。

図:打ち上げによるLand Angleの変化

 

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