TrackMan FGA Fundamental D-plane② Club Path & Spin axis①(Face to Path) ボールの曲がりとその幅

パッティングやアプローチ以外のショットは、ボールが飛び出した後に左右どちらかに曲がって行くことが多いと思います。どうしてボールは曲がるのか、どうしたら曲がりの程度を変えることができるのか・・・これを理解すると弾道に安定感が出ますし、またインテンショナルフック(スライス)を打つことができます。

ボールの飛び出し方向(Launch Direction)を決定するのがFace Angleでしたが、曲がり方を決めるのはFace to Pathです。

図:Face to PassとClub Pass

 

Face to Pathとは、「Face AngleとClub Pathの関係とその度合い」のことを指します。

先にClub Pathから説明します。Club Pathとは、インパクト直後のターゲットラインに対するクラブヘッドの軌道を指します。プラスの数値が出るとインサイドアウト、マイナスが出るとアウトサイドインの軌道を示します(図の青い矢印はインサイドアウトです)。この2つの軌道に優劣は特にありません

図の赤い矢印がFace Angleで、この2つの関係によって曲がる方向がほぼ決まります。Club Pathに対してFace Angleが閉じた状態でインパクトを迎えると、ボールが左に曲がるSpin Axis(4で詳述)になり、ボールが飛び出してしばらくすると左に曲がり始めます(図の状態です)。また逆に、Club Pathに対してFace Angleが開いていると、右に曲がるボールになります。

また、このFace to Pathの度合いがゼロ(つまりClub Pathの方向にFaceが向いている状態)ですとストレートボールになりますが、反対に度合いが大きくなると(つまりClub PathとFace Angleの差が大きい状態)、ボールの曲がりが非常に大きくなります。後者の場合はspin量や高さ、carryの場所、そして転がりのコントロールが効かないことから、長い距離を打つには不利なボールになりますが、すごくボールを曲げなければならない場面で頻繁に活躍します(インテンショナルフック・スライス)。

図:インテンショナルフックが必要な場面

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