TrackMan FGA Fundamental Maximizing Distance② Smash Factor(Ball Speed/Club Speed)

さて、Fundamental 5 では最も飛距離に影響するClub Speedについて詳説しました。確かにClub Speedが飛距離を出すことに置いて最も大きな要素であることは言えますが、他の要素も無視することはできません。飛距離を最大化する際に考慮すべき要素を、「飛ばしの3要素」としてここにまとめます。

 

【飛ばしの3要素】

  1. Ball Speed = Club Speed × Smash Factor
  2. Spin Rate → Spin Loft = Dyn Loft – Attach Angle
  3. Launch Angle → Dyn Loft

 

この3つです。逆に申しますとこの3つしかありません。飛距離を伸ばそうと試みる際、たとえクラブやボールを変えようとも、ウエアを変えようとも、食事を変えようとも、(全くオススメしませんが)フォームや意識するポイントを変えようとも・・・この3つのうち何かが改善されなければ、残念ながら飛距離は改善されません。

 

はじめに、飛ばしの3要素の一番目・Ball Speedについて考えてみましょう。前回のFundamental 5でClub Speedについて詳説しました。確かに、クラブは速く振れたことに越したことはないのですが、そのスピードがボールに伝わらなければ全く意味がありません。

 

つまり、結果としてBall Speedが速ければ遠くに飛ぶ可能性は高く、遅ければその逆になるということが言えます。

 

図:飛距離が魅力の

Michelle Sung Wie選手

図:Smash Factor

 

Club Speedがどのくらい効率よくBall Speedに変換されたかを数値にしたのが、このSmash Factorです。ドライバーの場合、Club Speedの1.5倍のBall Speedが出ると、非常にインパクト効率が良かったと言えます。

 

例えば、100mphでスイングできた場合、綺麗にクラブヘッドの芯でインパクトできると150mphのBall Speedに変換されてボールが飛び出します。この場合のSmash Factorは「150mph/100mph=1.5」となり、非常に良いショットだったと評価できます。

 

逆に、「もっと飛ばしてやる!」と力一杯Club Speedを105mphまで上げてスイングした結果、インパクトが少々芯を外してしまってSmash Factorが1.40まで低下してしまったとします。その場合のBall Speedは「105mph×1.40=147mph」となりますので、結果としてはBall Speedが落ちて、期待より飛ばないことになります。

 

ラウンドでは、むやみにClub Speedを速めようと力むのではなく、常にSmash Factorを高く維持できるよう、気持ちをリラックスしていつも通りのClub Speedを心がけましょう。

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