グリーン逆算マネジメントの実践

グリーン逆算マネジメントでまず重要なのは、ホールの全体像を把握することです。特にパー4・パー5ではGame1とGame2のバランスが重要であることを先述しました(パー3は基本的にGame2から始めます)。自身の各クラブの平均飛距離・各エリアの3打率と、ホールの全体的なレイアウト(OBやハザード、林や木、FWやラフなども含む)を合わせて鑑み、「何打でどこまで飛ばして、どのエリアからPar3を始めるか」を決めます。

図:Game2以降の各エリア

具体的には、まず先に「どこまで飛ばせるか」ではなく、「どこからGame2を始めたら良いか(どこから3でH.Oさせに行くべきか)」を決めます。ピンポジションを含むグリーン上やその周りのレイアウト等と、自身の各エリアの3打率を考え、Game2を始めるエリアを仮決定します。

 

その後に、自身の平均飛距離を鑑みて、先ほど自身で仮決定したエリアまで飛ばせるのかどうかを考えます。エリア周辺のレイアウトを考えたときに、十分に狙えそうであれば、ルートが決定です!

図:Game1とGame2のバランス。真ん中の線がその2つを分ける境界線

 

そこでもし、「OBも浅いし、ちょっとそこまで飛ばすのは難しいのではないか?」また「いや、風もフォローだし、もう少し先のエリアへ飛ばせるのではないか?」などと考えた場合は、またGame2を始めるエリアを修正し、やはりその後に飛ばす距離を変更します。

 

例えば、350yのパー4で、G1まで250yほど飛ばすのが理想なホールの250yを地点に池があったとします。その場合、無理にG1を狙うのではなく、220yほど飛ばして、残り130yのG1’から狙う方が得策かも知れません。

 

また、ある女性のG1’(90〜120y)からの3打率が非常に低い場合、2打で残り60yまで飛ばせばいいと考え、ティーショットは170y、セカンドはUTで120y、と考えるかも知れません。このように、レイアウトの配置や全体像と自身の飛ばしと3打エリアの実力を Game1・Game2の擦り合わせることは、最適なルート設定には必要なプロセスになります。

 

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